深い眠りを早く長く!「誰でも簡単に疲れない体が手に入る 濃縮睡眠メソッド」を読んでみた!

習慣・活動

「結構長い時間寝たのに、よく寝たっていう感じがないなぁ…」
「残業も多いし、もっと睡眠時間が短ければ、プライベートの時間もたっぷりとれるのになぁ」

私は日々こんなことを考えながら過ごしています。

そんな中、先日、キュレーションアプリのAntennaでこちらの記事を発見↓

寝不足を解消する「濃縮睡眠メソッド」実践法 | ライフハッカー・ジャパン
睡眠時間3時間の美容サロンオーナーが編み出した睡眠改善法「濃縮睡眠メソッド」の実践方法のポイントを3つ紹介します。

松本美栄さんが考案した濃縮睡眠のメソッドを使うと、短時間で質の高い睡眠が得られるとのこと。

松本さんも昔は何時間寝ても寝足りないタイプだったのが、濃縮睡眠によって、短時間で効率的な睡眠がとれるようになったそうです。

いいなあ、うらやましい… と素直に思い、早速本を読んでみました!

結論から言うと、快眠のためのテクニックがとても豊富に載っていて、特に短時間睡眠が気になっている人にはオススメの本でした。

今回はこの本のレビューをお届けしたいと思います!

このブログを書いている人
すやすやスリープ

何時間寝てもスッキリしない、午前中は鬱々、遅寝遅起き…
そんな私が、5年以上に渡り、50以上の快眠術を試行錯誤した結果、今では7時間睡眠・早寝早起きに!
その経験を皆さんにお伝えしつつ、今もさらなる快眠を求めて試行錯誤中。

濃縮睡眠とは?

松本さんが提唱する濃縮睡眠とは、「入眠から30分以内に、最も深いレベルの”ノンレム睡眠”に入って、一定時間深い眠りの状態を維持できる睡眠」のこと。

深い眠りの割合を高めることで、短時間で質の高い睡眠を得ようというわけです。

松本さんは、スマホのアプリを使って、睡眠の深さを計測しているそうですが、松本さんの睡眠のグラフは、寝ついて15分ほどで深い睡眠に達して、その後、それがずっと持続しています。

先ほどのサイトに掲載されているグラフ

こ、これは、すごい… レム睡眠なくて大丈夫なのかなと心配になるレベルです(笑)。

ちなみに、松本さんの使っているアプリは、以前こちらのブログでも紹介したSleep cycleです。

無料でここまでできる! 睡眠アプリSleep cycleを使ってみた!
睡眠計測の多機能アプリSleep cycleのレビューです! 眠りの浅いときにアラームがなる機能、睡眠の質を分析する機能など、多彩な機能の紹介と使ってみた感想をお届けします。非常に高機能で、これ1つで何でもできるアプリです!

濃縮睡眠を実現するには?

では、このような深い眠りを生み出すにはどうすればよいのでしょうか。

松本さんの本には、大きく3つのポイントが書かれています。

脳疲労を取り除く

まず1つ目が、脳の疲労を取り除くこと。

現代人は、運動や肉体労働によって疲れているのではなく、デスクワークなどで脳が疲れているのだと松本さんは指摘。そして、脳が疲労していると、自律神経の機能が低下し、深く眠ることができないのだそうです。

この脳疲労の解消ために、頭蓋をマッサージする方法が紹介されています。

先ほどのサイトにも1つだけ紹介されていて、頭のサイドの部分、耳の上のあたりを手のひらの付け根でマッサージする方法です。さらに、本の中では、もう2つマッサージが紹介されています。

また、眼精疲労も脳疲労につながるということで、眼精疲労を解消する方法も紹介されています。

頭蓋のマッサージと眼精疲労の解消で脳疲労を取り除く。これが濃縮睡眠の1つ目のポイントです。

血液の循環をよくする

2つ目のポイントが血液の循環をよくすること。血流がよくなると副交感神経が優位になり、深い眠りにつながるとのこと。

具体的な方法としては、肩甲骨を回すストレッチなどが紹介されています。手を肩につけた状態で、大きく肘で円をかくように肩を回します。

これ以外にも様々なストレッチが紹介されていますが、どれも簡単にできるものばかりでとても参考になります。

睡眠環境を整える

そして3つ目は睡眠環境を整えること。具体的には、寝室をきれいに保ったり、枕を自分にあったものにしたりします。

特に枕については、タオルを使うだけで、いまの枕を簡単に自分にフィットさせることができる方法が紹介されています。無料でできてとても簡単な方法なので、高い枕を買うのに躊躇している方にはよさそうです。

これ以外にもたくさんのメソッドが

本の中では、上で紹介した以外にも、たくさんのメソッドが紹介されています。いくつかは、このブログで紹介したものも含まれていました。例えば、以下のようなもの。

堂本光一さんも活用!? 睡眠にいいと噂の 528Hzの音楽が意外によかった?
528Hzの音楽を聞くと、心身の不調が回復して快眠できる、堂本光一さんもやっているという話を聞き、実際に寝る前に試してみました! 私が使ったYouTubeの音源やCD、実際にやってみた感想、ネット上の口コミなどをご紹介します!
Googleも重視する昼寝をやってみたら効果抜群! メリット4点を解説!
食後の昼寝を実践してみたレビュー。眠気がとんで、集中力が復活。決断力も高まりメリットだらけでした!

実践しやすいところから試してみるとよさそうですね。

感想

読んでみて新鮮だったのは、「脳疲労を取り除く」ということ。

これまで様々な本や記事を読んできましたが、睡眠に関して、脳の疲労を解消するというのはあまり聞いたことがありませんでした。

しかし、脳の疲労を取り除いて、頭がスッキリした状態で寝れば、確かに快眠できそうですよね。気持ちの面からも、やすらかに寝ることができそうです。

脳疲労を解消する方法も、とても簡単なマッサージなので、誰でもすぐに始められますお金もかかりません(笑)

このマッサージのように、誰でも簡単にできる方法がたくさん紹介されているのが、この本の特徴の1つ。自分の悩みにあったものを選んで取り組むことができます

例えば、寝る前に仕事や人間関係の悩み・不安が頭に浮かんできてしまって、なかなか寝付けない!という人もいらっしゃると思いますが、そうした人のために「不安をノートに書き出す」というメソッドが紹介されています。

ノートに書き出すだけで、不安が頭の中から出ていき、すっきりした気持ちで眠れるのだそうです。

掲載されているメソッドのいくつかはわりとよく知られているものですが、とにかくたくさんのメソッドが載っているので、自分にあったものを選んで実践できるのがとても便利だと思いました!

おすすめの読者は?

では、この本がぴったりな方を私なりにまとめてみます。

  • 短時間睡眠を身につけたい人
  • 眠りが浅いのを解決したい人
  • 様々なメソッドを知りたい人
  • お金をかけずに睡眠を改善したい人

基本的には、睡眠に悩んでいるすべての方におすすめできそうです。

そしてその中でも、睡眠時間を短くしたいと考えている人には、特におすすめです!

まとめ

今回は、私が気になった睡眠の本をご紹介しました。まだ本の内容を実践してはいないのですが、とても参考になる内容ばかりです。

気になる方は、ぜひ一度お読みください!

なお、実践したレビューについては、また後日お届けしたいと思います!

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