「口呼吸やいびきを防止するのに、口閉じテープがいいって聞いたけど、効果あるのかな? 苦しそうだし、寝てる途中で取れたりしないのかな?」
睡眠のお悩みをお持ちの方の中には、いびきに悩んでいる方も少なくないのではないでしょうか。私も昔から慢性鼻炎で、いびきもときどき指摘されます。
いびきは、同室の人に迷惑をかけてしまうのはもちろんのこと、いびきがあるということは、睡眠中の呼吸・通気がスムーズでなく、快眠をさまたげている可能性もあります。
そこで今回は、口呼吸を防止していびきの解消ができると好評の、口閉じテープ(マウステープ)「ネルネル」について、実際に使ってみたレビューや私の使い方、感じた効果などをご紹介します!激安で買える代替品も紹介します!
結論としてはなかなかのスグレモノでした! いびきや口呼吸にお悩みの方にかなりオススメできると思います!
口呼吸と鼻呼吸
口閉じテープのレビューに入る前に、口呼吸と鼻呼吸について確認しておきましょう。
ご存知の方も多いかもしれませんが、本来、呼吸というのは、鼻から吸って鼻から吐くのが正しい方法。しかし、鼻がつまっているなどの原因で、口で呼吸してしまう人も少なくありません。
口で呼吸してしまうと、いろいろな問題があると言われています。口閉じテープ「ネルネル」を販売している三晴社のウェブサイトに詳しく紹介されています。
口呼吸を続けていると、空気と一緒に吸い込んだ細菌やウィルスが扁桃リンパ輪を攻撃して、その働きを低下させ、結果的に病気を引き込むことになってしまうわけです。
(中略)
鼻呼吸は鼻腔から咽頭まで15センチもの長さがあり、鼻から入った空気は4つある副鼻腔を通過する間に、ホコリや細菌などの異物を除去、それと同時に温められ、100%加湿された空気は、肺胞で酸素が最も吸収されやすい状態となります。
https://www.sansei-sha.co.jp/kokyu/index.html
また、口呼吸の人にはいびきが多いといわれ、睡眠の質も下がるといわれています。
口閉じテープ(マウステープ)で睡眠中の口呼吸を防止!
いざ口呼吸をやめようと思っても、起きているときはさておき、寝ているときは無意識に口をあけてしまうので、なかなか予防しづらいですよね。
そこで活躍するのが口閉じテープ(マウステープ)! 代表的なのが、三晴社のネルネルです。
夜寝る前にこのテープを口に貼ることで、口呼吸を防止し、鼻呼吸を促すわけです。
口閉じテープの効果は?
私の口呼吸の状況
この口閉じテープですが、私は結構長く使っています。
私は鼻炎がひどく、鼻がつまっていることが多いため、いつも口呼吸になってしまいます。朝起きるとノドはカラカラ、唇も乾燥してひび割れることもしょっちゅうです。
さらに辛いのは、口内炎が頻繁にできること…。口を開けて寝ると、口の中が乾燥するからか、雑菌が入りやすいからなのか、すぐ口内炎になってしまうのです。
そんな状況をなんとか改善したく、口閉じテープを使ってみたわけです。
私の口閉じテープの使い方
では、具体的に私の使い方をご紹介します。
もちろん、ただ単にテープを貼って口が開かないようにするだけなのですが、ちょっとしたコツがあります。
私の場合は、まず、テープを貼る前に、鼻の中を水ですすいですっきりさせて、鼻が通るようにしておきます。これをしないと、いくらテープを貼っても鼻呼吸になりません。
テープを貼るときは、唇を少し巻き込んで、唇が少しキュッとなった状態で貼ります。そうするとはがれにくくなり、効果的です。
口閉じテープの効果
では続いて、実際に使って感じた効果をお伝えしていきます。
はじめて使ったときは、テープを貼ると息が苦しいかな、と心配しましたが、意外に鼻からちゃんと呼吸できました。
寝ている途中で無意識にはがしてしまうこともあるのですが、たいていは朝までしっかりテープがくっついてくれます。
で、寝起きの感じとしては…
口の中が乾燥せず、カラカラになりません! 唇がさけてしまうことも、口内炎になることもほとんどなくなりました! 本当に画期的です!
いびきについても改善されました! 完全になくなってはいないのですが、睡眠計測アプリで見てみると、テープをつけているときのほうがいびきの頻度や時間が少なくなっています!
睡眠の質が向上することも期待したのですが、それは正直分かりません…。また、テープをしていない日はまた口呼吸になってしまい、なかなか鼻呼吸が習慣化するということはありませんでした。
しかし、いびきの防止、口の中の乾燥防止には確実に役立っていて、私にはかかせないものになりました!
口閉じテープは苦しい? 肌が荒れる?
口を閉じてしまうと、呼吸が苦しいのでは? と心配する方もいらっしゃるかもしれませんね。
正直にいうと、ときどき苦しいです!
特に鼻が詰まっているときは、鼻呼吸が十分にできず、口からも息が吸えないので、どうしても苦しくなってしまいます。
私の場合は、口閉じテープをつける前に、鼻をかんだりすすいだりして、ある程度鼻が通るようにしています。これをしないと苦しくなることが多いです。
また、テープを少し緩めに貼ると、無意識に、閉じた口の隙間から呼吸している場合が多いです。なので、鼻が通りづらいときには、テープの貼り方で口の閉じ方を調整し、多少口からも呼吸していいことにしています。
他にも、肌を痛めてしまうのでは?という心配をされる方もいらっしゃるかもしれませんが、私は全然問題ありませんでした。医療用不織布でできているので、敏感肌の方もある程度大丈夫かと思います。
ネットでの評判は?
貼るだけで口呼吸を防げる口閉じテープ。他の人の感想も見てみましょう。
ネット上では、オススメの声がたくさんある一方、寝てる間にはがしちゃったという声も少なくありませんでした。
先ほどもご紹介したように、唇をキュッとしぼった状態で貼ること、それから、貼る前に鼻が通るようにしておくこと、やはりこれが大切ですね。
口閉じテープの激安代用品!
私にとってはとても効果のあった口閉じテープ。お値段もお手頃なので、手軽に試すことができます。
とはいえ、毎日使うとなると、それなりにお金がかかってしまいます…
実は私は、現在はネルネルではなく、ガーゼなどを巻くときなどに使うサージカルテープを使っています。しかも100均のものです(笑)
100円で7mのものが買えて、1回に使うのは1~2cmなので、ものすごく経済的です。口を閉じる効果もしっかりあります。
肌への影響が心配ですが、不織布で「肌にやさしい」タイプのものが売られているので、それを買うといいと思います。私も長く使っていて、肌トラブルになったことはまったくありません。
ただし、もちろん専用のものではないので、使ってみてうまく閉じられない可能性や、肌が荒れてしまう可能性もあります。心配な方は専用のネルネルを使うことをオススメします。
ちなみに、私は幅が25mmの広いタイプを使っていますが、これだとかなりしっかりと口を閉じる感じになります。苦しすぎる場合は、幅が狭いものを使うといいかもしれませんね。
まとめ
口呼吸は睡眠だけではなく、風邪をひきやすいなど、健康上の様々な問題を引き起こします。
誰かに見られたらちょっと恥ずかしい口閉じテープですが(笑)、メリットはとても大きいです。いびきや口呼吸に悩んでいる方は、一度ぜひ試してみてくださいね。